iPhoneのWordPressアプリで画像がアップロードできない場合の解決方法

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iPhoneで撮った写真を使ってWordPressの記事を編集したいと思い、iPhoneにWordPressアプリをインストールしました。

でも、iPhoneの写真をメディアにアップロードすることがどうしてもできませんでした。

何度アップロードしてもWordPressのメディアには反映されず、再アップロードするか、キャンセルするのかを求められてしまいます。

最初は1度に複数の写真をアップロードしすぎたのかと思い1枚ずつやってみましたが結果は同じでした。

諦めていたのですが、やはりiPhoneで撮った写真を使って記事を書きたいので、もう一度調べると解決方法が見つかりました。

iPhoneのWordPressアプリで画像がアップロードできない場合の解決方法

今回解決したiPhoneのWordPressアプリで画像がアップロードできなかった原因は3つありました。

原因1.アップロードできる画像のサイズ

WordPressが動作しているPHPの環境にはアップロードできるファイルサイズの設定をする箇所があります。

まず、これを確認してください。

確認方法は各レンタルサーバーによって異なるのですが、設定は各WordPressが動作しているルートフォルダーにあるphp.iniファイルの中にあります。

設定を変更する変数はupload_max_filesize (1ファイルあたりの最大アップロードサイズ)です。

このサイズを超えて画像をアップロードすることはできないので、この数字を大きくしました。

原因2.Webアプリケーションファイヤーウォールの解除

次に引っかかったのがWebアプリケーションファイヤーウォール。

これは

ウェブアプリケーションファイアウォールとはWeb Application Firewall (ウェブアプリケーションファイアウォール)の略でWebアプリケーションに特化したセキュリティシステムの一種です。Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃からWebサイトを守るためのセキュリティ対策のシステムです。

で、これが有効になっているとなんだかダメ見たいです。

本来はこれをOFFにするのは危険なのですが、今回はこの設定をOFFにしました。

OFFにする方法は動作しているレンタルサーバーによって異なりますが、基本は設定をOFFにするボタンを押下するだけです。
※反映されるまで数分の時間がかかることがあります。

原因3.SiteGuard WP PluginのXMLRPC防御設定

これが最後まで悩まされた原因なのですが、わたしはWordPressサイトのセキュリティー対策としてSiteGuard WP Pluginプラグインを導入しています。

これはWordPressサイトのログインURLを変更したり、ログインの試行回数を制限することなどによって、外部からの不正アクセスを防御し、サイトの乗っ取りを防ぐために導入しているプラグインです。

このSiteGuard WP PluginプラグインにXMLRPC防御という設定があり、これがONになっていると外部からの遠隔手続きを拒否するようになり、アプリからのデータ更新などが行えなくなります。

XML-RPCとは、遠隔手続き呼出し (RPC) プロトコルの一種で非常に単純なプロトコルで、少数のデータ型やコマンドだけを定義しているもの。

これをOFFにする必要があります。

まとめ

結局、外部からのアクセスで不正な動作を防ぐための「アップロードファイルサイズの制限」「WEBファイヤーウォール」「XML-RPCの制御」を無効にする必要がありました。

本来は活かしておきたい設定ですが、iPhoneのWordPressアプリで画像がアップロードできない場合はこれを犠牲にするしかないようです。

以上、iPhoneのWordPressアプリで画像がアップロードできない場合の解決方法でした。

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