PythonでExcelファイルの結合(マージ)されたセルを取得するにはopenpyxlモジュールのmerged_cellsを使うと簡単に取得できます。
PythonでExcelの結合(マージ)されたセルを取得する
PythonでExcelファイルのマージされたセルを取得するにはopenpyxlモジュールのmerged_cellsを使います。
openpyxlモジュールは標準ではインストールされていないので、利用するには
pip install openpyxl
でインストールする必要があります。
インストールが完了したら実際に使ってみます。
openpyxlのmerged_cellsの使い方
openpyxlのmerged_cellsを使うのは簡単で対象のsheetオブジェクトが持っているmerged_cellsを参照するだけです。
まず、読みこむExcelは以下のようなものです。
実際に結合(マージ)されたセルを取得して表示してみます。
import sys import openpyxl from openpyxl import load_workbook wb = load_workbook( "./マージ.xlsx" ) sheet = wb.active for merge_cell in sheet.merged_cells : print( "{}{}".format( type( merge_cell ), merge_cell ))
merged_cells はopenpyxl.worksheet.cell_range.CellRangeの配列です。
上記のソースを実行すると
<class 'openpyxl.worksheet.cell_range.CellRange'>A4:A5 <class 'openpyxl.worksheet.cell_range.CellRange'>A3:B3 <class 'openpyxl.worksheet.cell_range.CellRange'>A6:B7
ということで結合(マージ)されたセル3か所が取得されています。
まとめ
PythonでExcelファイルの結合(マージ)されたセルを取得するにはopenpyxlのmerged_cellsを使うと簡単に取得できます。
以上、PythonでExcelの結合(マージ)されたセルを取得する方法でした。