CSSではフォントのサイズをpx,%,em,remで指定した際のそれぞれの意味を解説します。
CSS3のpx,%,em,remの使い方
CSSにはフォントのサイズなどを指定する方法に4つの単位(px,%,em,rem)が存在します。
px
サイズをpx単位で指定する方法です。
当然、それぞれは指定した値(px単位)で表示されます。
html { font-size: 16px; } div { font-size: 32px; /* -> 64px; */ } span { font-size: 20px; /* -> 20px; */ }
em
emは親要素に指定されているfont-sizeを基準に大きさを計算します。
値は親要素指定されている「font-size × emで指定された値」になります。
html { font-size: 32px; } div { font-size: 2em; /* -> 64px; */ } span { font-size: 0.5em; /* -> 32px; */ }
%
%は親要素に指定されているfont-sizeを基準に大きさを計算します。
値は「親要素指定されているfont-size × %で指定された値)になります。
html { font-size: 32px; } div { font-size: 200%; /* -> 64px; */ } span { font-size: 50%; /* -> 32px; */ }
rem (root em)
文書のルート要素(html要素のfont-size)を基準にして計算します。
値は「文書のルート要素のfont-size × remで指定された値」になります。
html { font-size: 32px; } div { font-size: 2rem; /* -> 64px; */ } span { font-size: 0.5rem; /* -> 16px; */ }