C言語にはそのソースのファイルやその文の行番号を表示してくれるマクロがあります。
このマクロはデバッグ用ログファイルやエラー用のログファイルなどに、その事象が発生した箇所を明確化するのに非常に便利です。
__FILE__マクロと__LINE__マクロ
ソース名とその文の行番号を表示させるには__FILE__マクロと__LINE__マクロを利用します。
利用方法は簡単で表示させたい箇所で「__FILE__」と「__LINE__」を記述するだけです。
#include int main( int argc, char **argv) { printf( "ファイル名は[%s]、行数は「%d]\n", __FILE__, __LINE__ ) ; return 0 ; }
上記のソースを実行すると
ファイル名は[..\main.c]、行数は「4]
と表示されます。
これをデバッグログやエラーログで利用すれば、当該の事象が発生した箇所が特定でき、デバッグやトラブル対応にも大いに役立ちます。
まとめ
C言語にはそのソースファイル名と行番号を表示させる簡単な仕組み(マクロ)が用意されています。
有効に活用してデバッグはトラブル対応に役立てていきましょう。
以上、「C言語でマクロを使ってファイル名や行番号を表示させる方法」でした。