Microsoft SQL Sever 2017には無料で利用できるエディションも用意されているので、技術の学習、研究や小規模なシステム開発であれば手軽に利用を開始することができます。
Microsoft SQL Sever 2017の各エディション
Microsoft SQL Sever 2017には以下のエディションがあり、中には無料で使えるものもあります。
エディション | コアの最大数 | メモリ | 最大データベースサイズ | 運用環境での使用権 | 料金 |
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SQL Server 2017 Enterprise | 無制限 | オペレーティング システムの最大値 | 524 PB | 〇 | 有料 |
SQL Server 2017 Standard
24コア32 GB524 PB〇有料 |
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SQL Server 2017 Express
4コア352 MB10 GB〇無料 |
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SQL Server 2017 Developer
無制限オペレーティング システムの最大値524 PB×無料 |
データベース容量が10GBまでの小規模のデータベースシステムを使ったアプリケーションやシステムであれば「SQL Server 2017 Express」が利用できますし、本番運用はできませんが、開発環境や技術検証用としては「SQL Server 2017 Developer」でフル機能利用することができます。
これはありがたいですね。
ExpressとDeveloperのダウンロード
SQL Server 2017 のExpressとDeveloperのダウンロードは以下のサイトから行うことができます。
参照オンプレミスまたはクラウドで SQL Server をお試しください
SQL Server 2017 Developer エディションは、非運用環境におけるデータベースの開発およびテスト向けの、全機能を備えた無料エディションです。
SQL Server 2017 Express は、デスクトップ、Web、小規模サーバー向けのアプリケーションの開発と運用に最適な、SQL Server の無料エディションです。
まとめ
開発環境などに本番環境と同じデーターベースをそろえることは予算的にも厳しいものがあり、代替え機能なので済ませがちですが、SQL Server 2017 Developer エディションを使えば本番環境と同じデータベース環境が無料で構築できるので、リリース前のテストもスムーズに進められるのでお勧めですね。
以上、「Microsoft SQL Sever 2017を無料で使う方法」でした。