現在BTS(Bug Tracking System)として「TracLightning」を利用しているのですが、ある時から突然「ガントチャート」と「カレンダー」が利用できなくなりました。
原因をGoogle先生に聞いても「これ」と言った回答が得られないまま利用できない状態で放置していました。
年も明けたということでもう一度修正をトライして解決しましたので、その内容を記載しておきます。
TracLightningのエラー解決
BTS(Bug Tracking System)とは
まずはBTS(Bug Tracking System)とは何なのかを説明しておきます。
バグトラッキングシステムとはプロジェクトのバグを登録し、修正状況を追跡するシステム。バグ管理システムの多くは、ウェブサーバ上で動作し、ウェブブラウザ経由でアクセス
できるようになっている。
ということでBTS(Bug Tracking System)を導入することでシステム上で発生したバグを追跡・管理しようというものです。
エラーの発生
ある日突然「ガントチャート」と「カレンダー」を表示させようとすると下記のエラーが発生しました。
Traceback (most recent call last): File "d:TracLightpythonlibsite-packagestrac-0.12.4.ja1-py2.6.eggtracwebapi.py", line 446, in send_error data, 'text/html') File "d:TracLightpythonlibsite-packagestrac-0.12.4.ja1-py2.6.eggtracwebchrome.py", line 893, in render_template location=location)) TracError: テンプレート 'error.html', line 165, char 75 のレンダリング中にGenshi UnicodeDecodeError エラーが発生
このメッセージを見てもなんのことやら全くわかりません。
エラーの発生
とあるサイトに行くと「進捗率に0~100、半角スペース以外が入るとカレンダーが表示できなくなる」との情報があったので、全チケットを見直しましたがそれらしきデータはありませんでした。
原因はマイルストーンの「期日」
原因がわからないまま途方にくれていると、ふと「表示できなくなったのはいつごろ?」と思い、メンバーの作業を思い起こすと「とあるチケット」を追加したころとエラーが発生したころと一致するのではないかと思い該当チケットを見直しました。
ありました、あやしい事。
チケット自体が悪いのではなく、問題はそのマイルストーン。
この期日が「9999/12/31 00:00:00」になってます。
これを管理画面から「2015/12/31 00:00:00」に修正し「ガントチャート」、「カレンダー」を表示させると、見事に表示!!
直りました。
ということで日付けは適当にいけないと言う事です。
そりゃそうですね、バグをトラッキングできなくなりますから。