もう20年程前のことですが、事件は突然起きました。
念のため納品プログラムをウイルスチェック
当時は「コンピュータウイルス」という言葉がやっと聞かれるようになった頃、プログラム納品のために念のため、いや「ウイルス対策ソフト」を購入したリーダがうれしがって、ウイルスチェックを行ってました。
納品プログラムがウイルスに完成
ところがたまたま翌日納品というプログラムに「ウイルス」に感染してるものを発見。
プロジェクトはパニックに。
ウイルスに感染しているが対策ソフトは別
そのウイルス対策ソフト、ウイルスを検知できるのだがその対策をするソフトは別ものを用意する必要があった...なぜそうなっていたのかは記憶にない。
急遽、ウイルスを除去できるソフトをショップに行って探すがなかなか見つからない。
当時はインターネットなんて便利なものなかったので、とりあえず店に走るしかなかった。
で、やっとのことで後輩が「それらしきソフト」を発見。
これで、除去して、再度、納品用プログラムを作成して一件落着。
信じられない結果が
と思いきや、再度ウイルス対策ソフトで検索するとまだウイルス感染ファイルあり。
しかもそのリストの中に「ウイルス対策ソフト」の名前が。
えっ~?
対策ソフト、お前自身が感染したの?
しかもウイルス除去ソフトで除去しようとしてもエラーになるし...。
なんと残念な。
結局、徹夜して全く別環境を作成して、納品プログラムを作成し、なんとか納品。
今のウイルス対策ソフトは自分自身が感染してしまいようなこんなことはないと信じているが、どうなんだろう?
(ウイルスに感染する前に気づけよ...)
こんなことにならないように、日頃からウイルス対策はしっかりしておきましょうね。