開発日誌

IT業界でのシステム開発見積りの謎

投稿日:2013/10/03 更新日:

IT業界で仕事をしていると必ず「システム開発の見積り」を
行う事になります。
その中で「システム開発の見積り」作業に関する謎を
ちょっと書いてみようかと。
(あくまでも私見で、すべてがあてはまるわけではありません。)

見積り依頼をしている方が強い?

見積りは「これでどれくらいの金額がかかる」という
もので、見積りをお願いする側、される側に上下はないはず
なのだが、IT業界のシステム開発の見積りでは、
経験上、発注側が強いように思われる。
きちんと見積りをして出した金額に「高い、予算が1000万円なので
1000万円以上の見積りは受け取らない」なんてこともざら。
なら最初から「1000万円以内の見積り頂戴」と言って
くれれば良いのに。

本見積りが概算見積りを超えるとNG

よくあるのが年度末に「来期の予算確保のために
システム開発の見積りが欲しい。詳細は未定部分が多いので
『概算見積り』でOK。作業を本当に発注する時は再度
見積りをお願いする。」なんてことを依頼されます。

で、『概算見積りを1000万円』で出して、いざ
実際に打合せを重ね、詳細にシステム開発を行う
『本見積り』を『1200万円』提出すると
「予算が1000万円しかないので、それ以内でないと
発注できない。」と言われる。
「ちゃんと仕様を確定して再度見積りすると○○が増えているので
増額になるのは仕方ない」と言っても「じゃ発注しない。1000万円で
やってくれるとこ探して、そこに発注する。」となる。
仕事を欲しい受注側は「1000万円の見積り」にして受注。
無事に『炎上プロジェクト』の完成。

見積りの条件が変わっても再見積りにはならない

見積りに「見積りをした条件」を書いて「変わったら再見積りね~」と
書いてあっても、その後『再見積り』が行われることはほぼ無い。
「条件かわりましたよ~」と言っても、なんだかんだ理由をつけて
そのまま・・・。
ここでも無事に「炎上プロジェクト」完成。

発注側の言う金額に無理やり合わせる

見積りをした結果が発注側と受注側で異なるのが当たり前。
で、ここで発生するのが「なんとかして発注側の金額に合わせよう攻撃」。
その手順は大体以下の通り

  1. 仕様不明確等で乗せていたリスク工数を削る
  2. 削れると思われる機能を削る
  3. 成果物(特にドキュメント関係)を作らないことにして開発工数を削る
  4. できもしない『部品共通化』を持ち出して開発工数を削る

結果

こうやって、今日もどこかで「炎上プロジェクト」が
増殖されて行くのである・・・合掌。

当サイトのおすすめ記事

パソコン 1

当サイトは約5年間、さくらのレンタルサーバで運用させて頂きました。 何かトラブルがあったわけではないのですが、WordPressの表示速度を速くしたくてSSD搭載のレンタルサーバーで運用してみることに ...

プログラミング 2

Contents1 SQLでIFを使わずに条件分岐する1.1 1.テーブルとデータの準備1.2 2.条件を分岐させて検索1.3 3.解説 SQLでIFを使わずに条件分岐する SQLでIFを書けばWHE ...

SQLServer 3

SQLServerで発生するエラーコードをSQLで取得する SQLServerで発生したエラーコードの内容を メッセージが定義されているテーブルから取得します。 エラーコードを取得するSQL SQLs ...

4

Contents1 SQLServerでテーブル型を戻り値とする関数を作る1.1 テーブル型を戻り値とする関数の作成1.2 呼び出しかた SQLServerでテーブル型を戻り値とする関数を作る SQL ...

5

Contents1 アフィリエイトで即効成果を出す1.1 自分で買えば確実に成果が上がる1.2 A8.netでは自分で購入してもOKなものがある1.2.1 A8.netにサイトを登録する1.2.2 承 ...

-開発日誌
-, ,

Copyright© ソフトウェア開発日記 , 2017 AllRights Reserved.